サンプルが目指す構成
Tauri 版の設計を紹介するためのサンプルです。実装済みの範囲は README を参照してください。
特徴・良い点・注意点
サンプル公開時点の率直な評価です。機能の全体像は上の「サンプルが目指す構成」に、実装済みの範囲は README にまとめています。
良い点
- Tauri 2.0 のネイティブアプリ — Electron より軽量で、macOS のウィンドウと統合しやすい
- ファイルが主役 — ワークスペースの Markdown を直接編集。Finder や Git とそのまま併用できる
- 書き味を重視 — Monaco、タブ、未保存管理、GFM の分割プレビュー
- 履歴と安全性 — 保存ごとの SQLite 履歴、atomic write、ゴミ箱へのソフトデリート、パス検証
- 操作が見える — エージェントのコマンド、stdout / stderr、終了コードを UI に表示
- MIT の参考実装 — 自分の IDE を作るための出発点として利用できる
注意点
- LLM は OpenAI 互換 API に対応 — Tauri 版では OpenAI / Ollama / LM Studio / OpenRouter などに接続できます。ブラウザデモでは利用できません。Anthropic 固有 API は今後対応
- Agent Desktop が別途必要 — CLI は同梱していない。PATH か
AGENT_DESKTOP_BINで指定する - 計画の実行範囲は限定的 — LLM の計画立案と計画単位の承認は実装済みですが、実行できるのは Agent Desktop の許可アクションだけです。エディタ・Git・ターミナルのスキル実行と、承認履歴の監査ログは今後対応
- macOS のみ検証 — 配布用 DMG は Developer ID 署名・公証なし。Intel 実機での起動確認は未実施。Windows / Linux は未検証
- デモは永続化しない — /app/ の変更はメモリ上のみ。再読み込みでリセット
- バイナリは Developer ID 未署名 — Apple Silicon / Intel 向け DMG を GitHub Releases で公開中。CSP とセキュリティヘッダーは Tauri / Vercel とも設定済み。API キーは OS キーチェーンに保存します。署名・公証は今後対応
実装ロードマップ
Phase 0 は完了済みです。以降の期間・優先度・内容は実装設計書に基づく目安で、進捗に応じて更新します。
Tauri 2.0 + React 18、Monaco、ワークスペース、SQLite 履歴、Agent Desktop ブリッジ。
OpenAI 互換 LLM 接続、ストリーミングチャット、API キーのキーチェーン保存、計画立案、計画単位の承認フローは実装済み。検証ループと承認履歴の監査ログを追加中。
LSP クライアント、Git 統合、統合ターミナル、ファイル検索、プレビュー拡張。
スキル定義フォーマット、スキルローダー、複数ステップの自律実行と検証。
Windows / Linux 向けに Agent Desktop 統合と権限モデルの差異を抽象化。
サンプルの動かし方
ブラウザデモで UI を確認し、Tauri 版をソースから起動して実際のファイル操作を試せます。
- 対応 OS は macOS のみ — 検証済みは macOS 11 以降です。Windows / Linux は未検証です。
- ブラウザデモは保存されません — 変更はメモリ上のみで、再読み込みすると初期状態に戻ります。
- LLM は Tauri 版で利用可能 — ブラウザデモでは利用できません。エージェントパネル右上の歯車アイコンから設定します。
- Agent Desktop CLI は別途必要 — 同梱していません。次の手順でインストールします。
/app/ を開く # デモ用の仮想ワークスペースが読み込まれます
git clone https://github.com/watanabe3tipapa/right-stuff-agent-ide.git cd right-stuff-agent-ide npm ci
npm run tauri dev
# GUI の「フォルダを開く」から選択 # 保存: ⌘S (macOS) / Ctrl+S (Windows / Linux) # コマンドパレット: ⌘K (macOS) / Ctrl+K (Windows / Linux)
npm install -g agent-desktop agent-desktop version agent-desktop permissions --guide
/status /snapshot # Agent Desktop が PATH にない場合: AGENT_DESKTOP_BIN=/path/to/agent-desktop npm run tauri dev
# 設定例 プロバイダー: OpenAI Base URL: https://api.openai.com/v1 モデル: gpt-4o-mini # ローカル LLM の場合 プロバイダー: Ollama Base URL: http://localhost:11434/v1 モデル: llama3.2
| 操作 | macOS | Windows / Linux |
|---|---|---|
| 保存 | ⌘ S | Ctrl S |
| すべて保存 | ⌘ ⇧ S | Ctrl Shift S |
| コマンドパレット | ⌘ K | Ctrl K |
| コマンドパレット(代替) | ⌘ ⇧ P | Ctrl Shift P |
3 段階のエージェントモード
用途に応じてモードを切り替える権限設計です。計画は LLM が生成し、承認するまで実行されません。
技術スタック
成熟した技術を組み合わせ、堅牢で拡張性の高いアーキテクチャを実現します。
このサイトについて
Vercel の LP とブラウザデモは、Tauri 版が公開できるまでのサンプルです。製品版の開発は Tauri 2.0 のネイティブアプリが中心です。
対応 OS: macOS 11 以降(Windows / Linux は未検証)
配布版: GitHub Releases の DMG(Apple Silicon / Intel)。未署名・未公証のため、初回起動時に警告が出た場合は右クリック →「開く」を選択してください。
ソースからビルドする場合
npm ci npm run tauri build open "src-tauri/target/release/bundle/macos/Right-Stuff Agent IDE.app"
Agent Desktop CLI(OS 操作を使う場合)
npm install -g agent-desktop agent-desktop version agent-desktop permissions --guide
ブラウザデモは /app/ で確認できます。データはメモリ上のみで、再読み込みすると失われます。
Agent Desktop CLI は同梱していません。PATH に通すか、必要に応じて AGENT_DESKTOP_BIN を指定してください。
プライバシー: この LP とブラウザデモは、入力内容をサーバーへ送信しません。アカウント登録・テレメトリ・クラウド同期もありません。Tauri 版の原稿は、選んだフォルダのファイルとして端末内に保存されます。
よくある質問
このサイトは製品版ですか?
ブラウザデモの変更は保存されますか?
src/lib/demo.ts のインメモリ・ワークスペースで動作し、ページを再読み込みすると初期状態に戻ります。
どの機能が実装済みですか?
Agent Desktop は同梱されていますか?
npm install -g agent-desktop で別途インストールし、PATH に通すか AGENT_DESKTOP_BIN で指定してください。macOS では agent-desktop permissions --guide でアクセシビリティ権限を付与します。バージョン固定の要件はありません。
入力内容はサーバーに送信されますか?
LLM を使った操作はできますか?
/plan に意図を入力すると、LLM が許可アクションだけを使った実行計画を作成し、承認後に実行できます。ブラウザデモでは LLM を利用できません。